4月9日の日本テレビ系『一茂×かまいたちのゲンバ』では、”春の京都2時間スペシャル” と題して、グルメや観光スポットなど、1日で10か所を巡るロケを敢行。
お寺や古着などはともかく、時間もそうですが、
飲食店なんかは、お腹的にそんなに何店も回れないと思うんですが、『かまいたち』はこういう無茶な企画が好きですね~。
取り敢えず、今回も動画で紹介されたグルメについて、調査してみました。
火練り餅(ひねりもち)一茂イチオシの料亭の生菓子?
ぱっと見、餅というより、味噌かピーナッツクリームのような見た目のお菓子。
見るからに甘そうですが、嵐山の新名物として、京都では大人気という、この最新スィーツを提供するのは、こちらのお店。
京都嵐山 茶銘菓 えんまん餅店
ジャンル | 和菓子 |
所在地 | 〒616-8384 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺造路町35−40 |
電話番号 | 075-600-9248 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | ― |
席数 | 20席 |
駐車場 | なし |
アクセス | 嵐電(京福)嵐山駅から徒歩1分 嵐山駅(京福)から81m |
公式サイト | https://www.instagram.com/enman_chameika/ |

出典:るるぶWeb
看板の表記は、『〇〇餅店』と書いて、『えんまん 餅店』と読ませるそうです。
”今日も円満でありますように” との願いを込めてつけられたそうですが、「えん」(円=〇)は分かっても、「まん」(満≠〇)はちょっと無理があるような気もしますね。
”茶銘菓” とうたうだけあって、メニューは『火練り餅』や『茶キャラメル』など、お茶にまつわる和菓子の他、
抹茶ラテや玄米茶ラテ、抹茶スムージーなど、お茶をベースにしたドリンクのラインナップとなっています。
で、番組で紹介された『火練り餅』は、
白味噌に生クリーム、蕨粉(わらびこ)を丁寧に火にかけ、数時間かけて練り込んだもので、粘りと弾力が合わさった、もちもちした食感とコクが特徴とのこと。
蕨粉で粘りと弾力を、生クリームでコクを出しているんでしょうね。
白味噌を使っているのは、甘みを引き立てるための塩味でしょうか。

出典:えんまん餅店インスタグラム
で、出来上がると下のように一口サイズの四角い形に成形して提供されるみたいです。

出典:グーグル
混ぜ合わせる具材によって、いろいろ種類がありますが、
手前左が、一番ベーシックな『名物火練り餅』、その右にあるのが『いちご(季節品)』、奥の左側が『黒胡麻』で、右が『濃厚抹茶』です。
値段は上記の『火練り餅4種と本日のお茶セット』が税込1200円、『火練り餅4種と京のお茶4種飲み比べセット』が、同じく1500円です。
また、火練り餅は、お土産用にも用意されており、
『名物火練り餅』の大が1500円、中が1000円などとなっています。
尚、『火練り餅』としては、こちらで間違いないと思いますが、番組予告のコメントにあった、
”一茂イチオシの料亭の生菓子” がここなのかどうかは分かりません。
お店は、和建築のかなりゴージャスな建物ですが、料亭とは言えないだろうし、『火練り餅』も一応火入れはしている訳なので、生菓子というのもちょっと、、という感じです。
もしかすると、動画に出てこないお店のことかも、、という気はしています。
京都最古の絶品黒ラーメン
映像が、とびとびで出てくるので、混乱するのですが、ただこれだけはっきり映してくれていれば、探すのはカンタンでした。
見た目真っ黒いスープが印象的なラーメンは、こちらのお店。
新福菜館(しんぷくさいかん) 本店
ジャンル | ラーメン |
所在地 | 〒600-8216 京都府京都市下京区東塩小路町569 |
電話番号 | 075-371-7648 |
営業時間 | 9:00~20:00 |
定休日 | 水曜日 |
席数 | 51席 |
駐車場 | 4台 |
アクセス | 電車】 ◆JR東海道本線(京都線)・山陰本線(嵯峨野線)・奈良線『京都駅』より徒歩約7分 ◆京阪本線『七条駅』より徒歩約9分 ◆京都市営地下鉄烏丸線『京都駅』より徒歩約7分 【バス】 ◆京都市バス 16号・81号系統『塩小路高倉停留所』より徒歩約1分 京都駅から362m |
公式サイト | https://shinpukusaikan.net/index.html |

出典:グーグル
屋台のお店からスタートした、1938年創業の老舗中華そば屋さん。
現在では、支店がいくつもあって、特定が出来ないものですから、ここでは本店を取り上げることにしています。
東京などのラーメン屋さんと違って、営業時間を随分と早い時間帯にシフトしているんですね。
観光地ならでは、という事でしょうか。
また、軒を連ねたお隣さんも、全く別のラーメン屋さんを経営されています。しかも、どちらも行列必至の有名店という話。
一見さんだと、どっちを使っていいか分からないでしょうね。
で、問題の”黒いラーメン” がこちら。

出典:グーグル
ホームページを見ても、特段のうんちくは見当たりませんが、黒い色の正体は醤油でしょうね。
色が濃いと、味も濃いように思われがちですが、実際食べるとそんなこともなく、コクがあって旨味も強く、味に深みがあるそうです。
メニューは、普通の『中華そば(並)』が900円、メンマ入りが950円、玉子が載った『特大新福そば』が1100円などとなっています。(上の画像は、特大新福そば)
人気店で予約は出来ないそうなので、待ちたくなければ早めの訪問がベターでしょうね。
かまいたちが、かつて通った絶品しゃぶしゃぶ
京都にある『しゃぶしゃぶ屋』さんというだけでは、なかなか探し当てるのは難しかったと思いますが、こちらは焼き台に特徴があって、特定することが出来ました。
かまいたちが常連だったという『しゃぶしゃぶ』のお店がこちら。
あごつゆしゃぶしゃぶ 山福
店舗情報
ジャンル | しゃぶしゃぶ、豚しゃぶ、居酒屋 |
所在地 | 〒604-8017 京都府京都市中京区材木町187 |
電話番号 | 075-255-5015 |
営業時間 | 17:00~00:00 |
定休日 | 不定休 |
席数 | 36席 |
駐車場 | なし |
アクセス | 阪急京都線河原町駅 徒歩5分 京阪本線三条駅 徒歩5分 京阪本線祇園四条駅 徒歩5分 三条駅から263m |
公式サイト | https://yamafuku-kyoto.jp/#contact |

出典:あごつゆしゃぶしゃぶ山福HP
長崎県平戸市では、焼いた飛び魚から取った「だし」のことを「焼きあご」と呼びます。
海上を飛翔する飛び魚は、他の魚より雑味の原因になる脂肪分が少なく、 そこから取った「だし」は、スッキリと上品な味に仕上がるんだとか。
「あごが落ちるほど美味しい」から呼び名がついた「あごだし」。
こちらでは、長崎県産の最高級の「焼きあご」で仕込んだ、極上のつゆを使い、『しゃぶしゃぶ』の旨味を最大限に引き出しているそうです。

出典:あごつゆしゃぶしゃぶ山福HP
メニューは、コース料理が中心のようで、
『京の都もち豚しゃぶセット』が2200円、『極上近江牛しゃぶセット』が5500円、などとなっています。
特定につながった理由
特定できたのは、焼き台というか、『しゃぶしゃぶ』用の鍋台ですよね。

出典:グーグル
多分、特注なんじゃないかと思いますが、こいつのおかげで特定出来ました。
その後、食べログで、三人が食事していた個室の画像も発見。

出典:食べログ
なんか、画像で見ると狭そうですけどね。
一茂行きつけの肉割烹で極上のお肉
一応、今回はこのお店で最後なんですが、
肉割烹のお店で出しているメニューで、動画の中で該当しそうなのは、青菜っぽいものを肉巻きしている商品でした。
ただ、もう一つの、牛タンみたいなお肉にカレーソースをかけてるみたいなのが何なのか、コメントもないし、どうしても分からず、最後まで難航しました。
結局、同じ店だろう、、という事で落ち着いたんですが、そんな頭を悩ませてくれたお店がこちら。
肉割烹 安参(やっさん)
店舗情報
ジャンル | 肉料理、日本料理 |
所在地 | 〒605-0073 京都府京都市東山区祇園町北側347 |
電話番号 | 075-541-9666 |
営業時間 | 18:00~22:30 |
定休日 | 日・祝 |
席数 | 1Fカウンター22席、2F座敷席 |
駐車場 | なし |
アクセス | 京阪電車 祇園四条駅より徒歩10分ほど 祇園一力亭の向かい側の道を渡り2分位 祇園四条駅から378m |
公式サイト | https://www.instagram.com/gion.yassan/ |

出典:食べログ
京都が発祥と言われる「肉割烹」の草分け的存在。著名人も訪れる人気店らしいですね。
インスタグラムを拝見しますと、”和牛のお肉を提供して74年” とありますから、昭和26年の創業ということでしょうか。
戦後の復興に走り出していた時代、
和牛なんて、そう簡単に手に入る代物ではなかったように思いますが、ここまで続けてこられているのは本当にすごいことだと思います。
食器棚に飾られている遺影は、大女将のご主人でしょうか。
ちなみに、こちらにはメニュー表はありません。
席に着くと、『お刺身からで良いですか?』と提案され、
そのままメニューは焼き物、名物の煮込みへと、味わいは淡泊なものから、徐々に濃厚なものへと、顧客の意向に沿いながら、ストーリーのある構成で流れていくそうです。
とはいえ、こんなこと、知ってないと困惑しちゃいますよね。
特定できた理由
”極上のお肉” と聞いて、まず予想するのが、これですよね。

肉で何を巻いているのか、野菜であることは間違いありませんが、いまいちハッキリしません。
ただ、これは恐らく、このままガブっていくのでしょう。
この画像からたどり着いたのが、こちらのお店のこの料理。

出典:グーグル
『ロースの貝割れ巻き』だそうです。
これを見つけた段階で、ロケ地の一つはこのお店で間違いないな、、と思ったんですが、どうしても分からなかったのが、先にも言った通り、この料理。

これだし、下のこれ。

上の画像はカレーにしか見えなかったんですが、下の画像も一緒だとすると、肉がルーに入っていないのはおかしいな、、と思って、
しかも、『白いの何?』って疑問が解決できず、
一向に料理の特定ができませんでした。
そんな中で、このお店で見つけた料理写真の一つがこれ。

出典:グーグル
牛タンシチューですが、似てるっちゃ似てますよね。
皿の形もそうですが、上に載ってたのがバターってなれば、腑に落ちます。
ただ、シチューにしても、肉に上からソースかける??って点がどうしても謎で、そこはハッキリしないまま。
また、内装ですが、動画に出てくるこの画像。

恐らくこのお店の2階のお座敷だと思うんですが、鏡に映る蛍光灯などから特定できれば、と思うものの、全く画像がなく。
ただ一点、窓の外に葦簀が吊るされているのが見えますが、それだけは外観から確認することが出来ました。

出典:グーグル
まあ、これだけをもって特定、、というのはとても無理なので、あくまでも予想の範囲を出ることはないのですが、
多分、可能性としてはかなり高いんじゃないかと予想しています。
まとめ
4月9日の日本テレビ系『一茂×かまいたちのゲンバ』”春の京都2時間スペシャル” で、3人が訪れたのは、
〇京都嵐山 茶銘菓 えんまん餅店
〇新福菜館(しんぷくさいかん)本店
〇あごつゆしゃぶしゃぶ 山福
〇肉割烹 安参(やっさん)
でした。
ただ、全部で10か所ですよね。
飲食店だけとはいえ、全体の半分もいっていないってことは、もしかしたら最後の肉料理とか、一茂さんイチオシの料亭は、どこか別のお店なのかもしれません。
真相は本編で確認しましょう。
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