6月1日のTBS系『ベスコングルメ』では、狂言師の野村萬斎さんと、荒川区町屋の ”ふわふわ絶品アジフライ” を目指します。
予告動画では、萬斎さんが軽やかな足取りで『スキップ萬斎』とか言われていましたが、
確かに5月とかは、暑すぎず寒すぎず、ウォーキングには絶好の季節ですよね。
そんな3人が訪れた大衆食堂とはいずれのお店か、今回も、道中の浅草・三ノ輪の絶品グルメと共に、ロケ地をリサーチしていきたいと思います。
鈴音(すずね)【濃厚ダレ染みわたる極上うな重】
店舗情報
ジャンル | うなぎ、天丼、焼き鳥 |
所在地 | 〒111-0032 東京都台東区浅草5丁目56−9 鈴音 1F |
電話番号 | 03-3874-7953 |
営業時間 | 12:00~20:30 |
定休日 | 木曜日 |
席数 | 30席(カウンター6席含む) |
駐車場 | なし |
アクセス | 浅草駅から歩いて20分くらい 浅草駅(つくばEXP)から965m |
公式サイト | ― |

出典:グーグル
裏浅草に位置する千束(せんぞく)商店街を北上すると、一番端っこぐらいに位置するうなぎの名店。
創業は50年以上になるそうです。
甘めのタレで香ばしく焼き上げたうなぎは、身がふっくらしてとても美味しいとの評判です。
萬斎さんも匂いを両手でかき集めて吸い込んでいましたが、うなぎを焼くいい匂いが外まで漂ってくるんですね。
しかも、看板メニューのうな重は、肝吸い付きで
『特上』が3400円、『上』が2800円、『並』は2200円というお値打ちさ。
税込なのか税別なのか分かりませんが、ランチも全て千円以下と、サラリーマンにとっては嬉しい価格設定となっています。

出典:食べログ
このあたりは仲見世あたりがインバウンドでごった返していても、外国人観光客は殆ど姿を見せない、地元民たちの街。
地域に深く愛され、親しまれているからこそ永続できる、下町の名店なんですよね。
特定できた理由
一行のルート予測や、天窓のついたアーケードの様子から、お店の場所は千束商店街だという事が分かりましたが、

実はこの商店街に、うなぎ屋さんは、この鈴音さんともう一軒あります。
「さて、どっちだろう??」ってなりましたが、
よくよく見たら、商店街の看板に『鈴音』と屋号が書いてあることに気づきました。

川島さんの頭の上あたりです。
これはもう、間違いようがありませんな。
田川商店【三ノ輪名物もつ煮込み】
店舗情報
ジャンル | 牛料理、おでん |
所在地 | 〒116-0003 東京都荒川区南千住1丁目41−7 |
電話番号 | 03-3802-4383 |
営業時間 | 10:30~19:00 |
定休日 | 日曜・祝日 |
席数 | なし(持ち帰り専門店) |
駐車場 | なし |
アクセス | 荒川一中前駅から142m |
公式サイト | ― |

出典:グーグル
南千住の地で、こちらも創業50年以上を数えるという、おでん種と牛もつ煮込みのお持ち帰り専門店。
昭和の古き良き時代の趣を残す商店街、ジョイフル三ノ輪から少し離れた場所にあるこちらは、テレビなど、多くのメディアで紹介されている有名店です。
番組で紹介された名物の牛もつ煮込みは、
お玉一杯380円というお値打ちさで、夕方には売り切れてしまうほどの人気。
味噌ベースのシンプルな味付けだそうですが、脂身のしっかりしたもつによって、クリーミーで濃厚な味わいが楽しめるんだとか。
内臓系が苦手な方でも、こちらのもつ煮ならいけるかもしれませんね。
尚、軒先ではもつ煮だけではなく、おでん種のお鍋も並んでいます。
うずらの卵が入った野菜天、ベーコンが巻かれた揚げ蒲鉾など、なかなか東京ではお目にかかれない変わり種のおでんが多いんだとか。
寄った際には、是非こちらも試してみたいですよね。
特定できた理由
お店の内装だとか、軒先でぐつぐつ煮込んでいる様子などもそうですが、一番決定的だったのは鍋をかけている焼き台の様子です。

あまり目にしたことのない、こちらの焼き台は非常に特徴的で、ぐつぐつ煮込む様子を撮影した画像なども多くアップされていたことから、すぐに特定出来ました。

出典:グーグル
これですよね。。
なんか、穴の開いたところから熱い蒸気が出てきそうですが、熱くないんでしょうか。
ときわ町屋本店【ふわふわ絶品アジフライ】
店舗情報
ジャンル | 食堂、居酒屋、カツ丼 |
所在地 | 〒116-0002 東京都荒川区荒川7丁目14−9 |
電話番号 | 03-3805-2345 |
営業時間 | 11:30~14:00 17:00~21:00 ※木、金、土は~0:00まで |
定休日 | 月曜日 |
席数 | 46席 |
駐車場 | なし |
アクセス | 町屋駅徒歩2分 荒川七丁目駅から148m |
公式サイト | https://www.instagram.com/tokiwa_matiya/ https://x.com/tokiwamachiya |

出典:グーグル
町屋駅から徒歩2分のアクセスの良さ。
どこにでもある街の定食屋さんといった趣きですが、かれこれ70年近く、市場でその日の良質な鮮魚を厳選して仕入れているんだとか。
フライ全般に力を入れている他、刺身なども好評。様々な日本酒やワインなども取り揃え、SNSで本日のおススメを発信されているんだそうです。
また、パン粉にこだわり、揚げ方にも改良を重ねたアジフライは、
サクッとした食感と、ふんわりとした柔らかさが特徴で、お箸でも小さく取り分けられるほど。
骨も一本一本丁寧に取り除かれていますので、小さなお子様でも安心して食べられますよね。
また、食べ方にも趣向が凝らしてあって、
アジフライを注文すると、卵黄、わさびののった大根おろし、塩、レモンなどが盛られた、通称「卵セット」なるものが提供されます。
要するに薬味みたいなものですが、
卵黄は箸で溶いてそのままでも、醤油やソースをかけてからつけて食べても、味がまろやかになり大変美味しくなる他、
大根おろしや塩などで味変を楽しむことで、最後まで飽きずに食べることが出来るんだそうです。
卵黄つけて食べるとか、したことないから、一度味見してみたいですね。
品名は『花雪アジフライ(400円~)』。
何か、もっと意味があるのかと思ったら、”花のように咲き、雪のように舞い、胃に着地する” からだそうです。
、、、何のことやら分かりませんが。
ちなみに、定食(ご飯、味噌汁、漬物、小鉢付き)だと1450円というお値段ですね。

出典:グーグル
大ぶりのアジフライは、卵黄+醤油、ワサビの乗った大根おろし、和芥子、レモン、骨せんべいまで添えてくれるサービスたっぷりの内容で、お店おすすめの卵黄+醤油をつけて食べる食べ方がこれまた美味しくてご飯が進みました。子どももパクパク進みました。
引用:食べログ
2025/03訪問1回目
近くの友人に勧められて土曜日のランチに訪問。11:30開店に15分くらい並ぶと開店と同時にほぼ満席。どなたもおっしゃるようにアジフライの概念を変える品、サクっとした衣の中には、まるでさっきまで泳いでいたかのような初々しいアジの身がほんわり。まずは何もつけずに一口、それから塩、大根おろし、卵黄をそれぞれつけていただく。揚げた骨もバリバリ美味しい。
ミニ刺しは付けてもらってよかった。中トロ、鰯、サーモンが最近食べた中で1番美味。
期待以上のアジフライ定食ミニ刺し付きで大満足引用:食べログ
ちなみに、ミニ刺し付きの定食は1750円となっています。
特定できた理由
これはやっぱり内装ですね。
窓越しに、表に吊るされたタペストリーも見えますので、間違いないと思われます。


出典:食べログ
このあたりからのショットだと思われますが、ちょっとテーブルの配置が異なるのが違和感がありますよね。
レイアウト変更を行ったのか、撮影に合わせた一時的なものなのかが不明です。
まとめ
狂言師の野村萬斎さんをゲストに迎えての今回の『ベスコングルメ』。
浅草・三ノ輪から荒川区町屋を巡ったロケ地は、
〇鈴音(すずね)【濃厚ダレ染みわたる極上うな重】
〇田川商店【三ノ輪名物もつ煮込み】
〇ときわ町屋本店【ふわふわ絶品アジフライ】
の3店でした。
最後の『ときわ』さんは、改装されている上、姉妹店が近隣に2店ほどあるので、少し混乱しました。
しかし、アジフライの概念を変えるとまで言わしめるそのお味、一度試してみたいですね。
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