11月に、タレントの菊池風磨さんが、自身のインスタグラムで
「#なんかの撮影衣装」「#楽しみに待っててね」「#ひみつぽーず」というハッシュタグと共に、人差し指を口に当てた“ひみつぽーず”の写真を投稿し、
ファンの間では、「ひみつぽーず気になーるー」「早く情報解禁して!」など、何かと話題になっていました。
その後、女優の田中美久さん、齊藤京子さんに柳俊太郎さん、更に伊藤健太郎さんや伊藤英明さんまでが、相次いで同じポーズの写真を投稿したことで、
ネットでもその「匂わせ」ぶりが大きく取り上げられ、その真相に多くの視聴者さんが興味を抱くこととなりました。
で、今回その答えとなる映画、『真相をお話します』の公開が、”スーパーテイザー映像”と共に発表されました。
映画「真相をお話します」とは
新進気鋭のミステリー小説家、結城真一郎さんの同名小説(5つの短編集)を、
「Mrs. GREEN APPLE」の大森元貴さん、アイドルグループ「timelesz」菊池風磨さんの、ダブル主演で実写化した作品です。
インスタに映っていた菊池さんの衣装や、警備室の様子からして、「秘密ポーズ」の答えであることは間違いありませんね。
しかし、「秘密ポーズ」で共演(?)した田中美久さんや伊藤健太郎さん、伊藤英明さんらではなくて、ミセスの大森元貴さんを菊池さんと共に主役に配置するとは思いませんでした。
製作者側にとって、そこは絶対に秘密にしておきたかった、”とっておきのネタ”だったんでしょう。
ただ、一方で、菊池さん、大森さんにとっては初の映画出演で、しかも主演。
ドラマなどで多数の主役経験のある菊池さんはともかく、大森さんに関しては、その演技力に関しては殆ど未知数で、
人気先行、話題性ありき、の声が付きまとうのは必至の状況です。
まぁ、大森さんの多才ぶりは誰もが知るところですし、監督の豊島圭介さんも太鼓判を押しているくらいですから、
そうした批判は、映画が公開されれば自然と立ち消えていくとは思うのですが。
映画の内容
今作は、原作の、全くつながりのない独立した5つの短編を、1つのストーリーとして完結させたといいます。
5つの短編というのは、
『惨者面談』『ヤリモク』『パンドラ』『三角奸計』『#拡散希望』というタイトルですが、どの話にも、映画で登場するような警備員は出てこないし、警備室という舞台設定もありません。
唯一、菊池さん演じる「桐山」という人物は、
『三角奸計』の主人公ですが、この話自体は大学時代の友人3人が、”リモート飲み会” をする、という設定でストーリーが進んでいくため、
直接的な関係はなさそうです。
また、大森さん演じる謎の男、「鈴木」という人物は、どのお話にも登場してきません。
主人公も、『惨者面談』は大学生、『ヤリモク』に『パンドラ』は高校生、大学生の娘を持つ父親、『#拡散希望』に至っては小学生と多種多様なため、
とても菊池さん一人で、全ての役を賄うのは、ストーリー的にも無理があるでしょう。
恐らく映画では、5つのストーリーの、何かしら断片的な部分を取り込んで、全く別の物語に仕上げたんではないでしょうか。
例えば、『三角奸計』の桐山は、”リモート飲み会” という仕組みを利用され、まんまと録画を見せられて罠にはまります。
警備室であれば、当然モニターが並んでいるでしょうし、
同じような設定で、トリックをかけられるような要素を取り入れることができます。
また、警備室が映画館であれば、それぞれのストーリーを上映映画にしてしまえば、無理なくすべての要素を一つの映画に落とし込むことが可能です。
まぁ、4つ5つのスクリーンが全てミステリーってのは、現実的ではないので、あり得ないでしょうが。
ただ、小説の方も、随所に伏線が仕込まれていたりして、そういう意味では、関係なさそうなカットも簡単に見過ごせません。
今回のテイザー映像でも、お二人の白と黒という衣装は、何となく意味深ですし、
一瞬映った「タイムカード」、「リボンのついた何かのプレゼント」、「壁に吊るされた紐」なども、決してストーリーとは無関係の、何でもないものじゃない、という気がします。
劇場公開は、来年の4月25日だそうですが、こうした謎解きまで、あと4か月もあるかと思うとじれったくて仕方ありませんね。
東宝史上初の、単独映画の宣伝用YouTubeチャンネルを立ち上げる、という事ですので、
もしかすると、こちらで少しずつでもヒントが明かされるかもしれません。
「秘密ポーズ」を公開した方たちが、今後どのような役柄で登場されるのかも含めて、情報を察知できれば、また改めて発信させていただこうと思っています。
まとめ
〇菊池風磨さんや田中美久さんがインスタで投稿した「秘密ポーズ」の答えは、映画『真相をお話します』の公開でした。
〇同作は、ミステリー小説家、結城真一郎さんの同名小説(5つの短編集)を実写化した作品で、菊池風磨さんと、ミセスの大森元貴さんのダブル主演となります。
〇5つの小説は、全くつながりを持たない独立したストーリーであるため、映画は何かしら断片的な要素を取り込んで、全く別の物語に仕上げたものと予想されます。
秘密ポーズといい、YouTubeチャンネルといい、ネタを少しずつ小出しにして視聴者の興味をあおるとか、うまいなぁ、、と思いますよね。
載せられるこっちもこっちなんですが。
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