4月20日の日本テレビ系『メシドラ』では、ゲストに実力派俳優・玉山鉄二さんを招いて、千葉県君津市をグルメドライブします。
この番組って、普通じゃ見られない、人気俳優さんの素の顔を見れるのが楽しみですよね。
今回も、いったいどんな旅になったのか、
番組予告のコメントと動画を頼りに、リサーチしてみたいと思います。
森を切り開いたような場所にある、どこかの駐車場(オープニング)
動画を見た時は、正直、これは無理かな、、と思いました。
駐車場らしき場所には、何の目印もなく、かと言ってとりたてて特徴がある訳でもなく、ヒントらしいものは何も見つけられなかったからです。
ただ、オープニングを撮ったという事は、ここが待ち合わせ場所である可能性が高く、いくら自然豊かな場所といっても、そんなに山深いところではないはず、、という見込みは立てていました。
また、注目したのは3人の姿です。
あぐらをかいて、座りながらの物言いは何となくものものしい、、、まるでどこかの侍みたい、、って考えたところで、ハッとなりました。
そんな思いがけないヒントをくれた、玉山さんゆかりの地はこちら。
三舟山(三舟の里案内所・駐車場)
施設情報
所在地 | 〒299-1137 千葉県君津市小香359−359 |
電話番号 | 0439-54-8988 |
開館時間(案内所) | 9:00~17:00 (11月~1月は、8:30~16:30) |
定休日 | 毎週月曜日 |
駐車場 | 無料50台程度 |
アクセス | 【電車】JR内房線 君津駅下車 【バス】君津駅南口よりコミュニティバス小糸川循環線、内回り 自動車学校前バス停下車、徒歩30分程度 【車】君津ICより92号線君津市街地方面、国道127号線経由、298号線富津岬方面。 所要時間15分程度 |
公式サイト | https://www.city.kimitsu.lg.jp/site/kanko/2219.html |

出典:グーグル
戦国時代には、北条氏の陣が築かれていたと言われる三舟山は、
標高138mの緩やかな丘陵地帯となっており、山頂に設置された展望台からは、天候によっては遠く東京湾やスカイツリーを眺めることが出来るなど、
広々とした景観は、千葉県の眺望百景にも登録されているほどです。
また、三舟の里案内所近くの三舟山入り口から山頂の展望台を回る散策路は、
1周1700m程と、大人の足で1周約45分程の行程となっており、軽めのハイキングにも最適と言われています。
特定できた理由
確信を持ったような言い方をしていますが、実は特定できた訳ではないんです。
さすがに、何にもない駐車場を、同一の角度から撮ったような画像はなく、確実にここであるという証拠は掴めていません。
ただ、同一の場所である可能性が高いな、と思える画像がこちら。

出典:グーグル

山の形、木々に囲まれた駐車場の様子、あと、遠くに見える街灯の形なども、よく似ているように見えます。
また、一番確証に近い情報だと思ったのは、この場所が、NHKの大河ドラマ『八重の桜』のロケ地だったという事実です。

出典:グーグル
『八重の桜』には、玉山鉄二さんも当然出演しています。
実際のロケは、主人公役の綾瀬はるかさんと長谷川博已さんが、白河への旅に出た際の山道という設定で、直接玉山さんが関わっている訳ではありませんが、
朝廷側の勢力に対抗する、会津藩士のリーダーという重要な役柄で、ドラマ初期には、紋付き袴に脇差をさし、という完全な武家スタイルの出で立ちでした。
確実な話ではありませんが、
メシドラのオープニングを、大河ドラマの設定で、、となってもおかしい話ではありません。
お坊さんが営む喫茶店の絶品オム焼きそば
オム焼きそばはともかく、現役のお坊さんが営む喫茶店って事で検索したら、すぐ見つかりました。
やはり、よほど稀有な例なんでしょうね。
しかも、それをウリにしてるところがあるから、大したもんだと思います。
そんな、一休さん顔負けのお店がこちら。
コイトコーヒー
店舗情報
ジャンル | カフェ |
所在地 | 〒299-1106 千葉県君津市中島264−1 |
電話番号 | 0439-32-1236 |
営業時間 | 11:00~19:00 |
定休日 | 日・祝 |
席数 | 30席(テラス席含む) |
駐車場 | 4台 |
アクセス | 館山自動車道路「君津IC」より約3.2km 車で約6分 |
公式サイト | https://www.instagram.com/koitocoffeemaster/ |
店名の『コイト』は、君津市の「小糸」地区から来ているみたいですね。
可愛らしいマスターのイラスト入りで、”あなたの小糸(まち)の喫茶店” と、店頭の看板でうたっています。

出典:グーグル
しかし、本業がお坊さんだから、という訳ではないでしょうが、こちらのお店、とにかく値段の安さが目を引きます。

出典:グーグル
オムライスにカレーライス、ドリアやエビピラフが軒並み全て600円。
パスタも全て600円、700円の世界で、大丈夫かと思いきや、未就学児と90歳以上のご年配はお食事全て無料、高校生以下はカレーが100円、食事は500円。
更に毎月第4金曜日は、誰でもカレーが100円という大盤振る舞い。
まるで、『子ども食堂??』って勘違いしたくなるくらいです。

出典:グーグル
きっと、あんまりこの商売で儲けようと思っていないんでしょうね。
マスターの人柄が伺われる、あったかいメニューとなっています。
しかし不思議なのは、メニューのどこを探しても、番組の言う『絶品オム焼きそば』ってのが見当たらないことです。
もしかしたら、お店が違うのかも、、って不安に思ったぐらい。
そうしたら、メニューの中にこんなのがあるのを見つけました。

出典:グーグル
「あるかも?? マスターに聞いてみて」とかいって、ハンバーグやうどん、焼き鳥にインスタントラーメン(?)まで、それこそ種々雑多、節操のないメニューが並んでいます。
もしやまた、この文言に気を良くしたカネチーあたりが、
『オム焼きそばって、出来ますか?』みたいな無茶ぶりをしたのかな、って思っていたら、グーグルの画像の中に下のが出てきました。

出典:グーグル
こりゃあ、どう見ても『オム焼きそば』って見た目ですよね。
既に前例があったんだ、、って納得しちゃいました。(マスターらしい。。)
特定できた理由
特定できたのは、動画の最後に3人が映し出された時の内装ですが、


出典:グーグル
(この、一番奥のところの席が、3人が座っていた場所です。)
動画で玉山鉄二さんが食べているのは、どう見ても『オム焼きそば』じゃないだろ、、って感じでした。
ただ、こちらのおススメが『昔ながらのナポリタン』って事だったので、それならやっぱ、焼きそばはカネチーあたりか、、と腑に落ちました。
ちなみに、内装を探るまでもなく、インスタでは事前に、店側からの情報発信があったようです。
コメントにも、マスターの人柄が伺われますね。
年間約40万人が訪れる人気はちみつ工房
ここも、『人気はちみつ工房』ってワードで、簡単に検索できています。
ってか、『はちみつ工房』は、”まんま”で、ちょっと拍子抜け。。
そんな、「世界一の味」を提供する工房がこちら。
はちみつ工房
ジャンル | はちみつ、ミード、アイスクリーム |
所在地 | 〒299-1103 千葉県君津市大井305−1 |
電話番号 | 0439-32-1083 |
営業時間 | 9:30~17:00 |
定休日 | 不定休 |
席数 | ― |
駐車場 | あり |
アクセス | 館山自動車道「君津IC」より車で約5分 JR内房線「君津駅」よりタクシーで19分 |
公式サイト | https://hachimitsu-koubou.com/ |

出典:グーグル
名前だけ聞くと、単純にはちみつの生産現場を見せてくれるのかな、、と思っていたら、『ミード』(別名ハニーワイン)って、醸造酒なんかも作っているんですね。
それは貴重かも。。
実際、自分も飲んだことはないんですが、
『ミード』って、「はちみつ」と「水」だけで作った、醸造酒の始まりといわれるお酒で、ワインなんかよりも1万年以上前からあったって話なんですよね。
工場を見学させてくれるだけでなく、はちみつ含めて試飲もさせてくれるというこちらの施設。年間40万人が訪れる、ってのもうなずけます。

出典:グーグル
ちなみに、ショップの方ではアイスクリームも売っているようです。
ベースはバニラとチョコの2種類。そこに6種類ある「追いはちみつ」がかけ放題なんだとか。
最初、動画のアイスの映像と、こちらの『はちみつ工房』は結び付かなかったんですが、このアイスが番組の言う「世界一の味」ってことなんですかね。

出典:食べログ
綾小路翔も通う黒豚しゃぶしゃぶの店
売っているかどうかは別として、君津市で『黒豚しゃぶしゃぶ』ってワードで具体的に打ち出しているお店は、そんなにないんでしょうね。
こちらも検索すると、すぐに出てきました。
ただ食べログの画像とか見てると、イカ焼きとか串揚げとか、しゃぶしゃぶそっちのけで、居酒屋メニューばっかり表示されるので、
『あれっ??』てなりました。
そんな懐の深いしゃぶしゃぶ屋さんが、こちら。
黒豚出汁しゃぶ ちょんちょんばり
店舗情報
ジャンル | しゃぶしゃぶ、居酒屋 |
所在地 | 〒299-1145 千葉県君津市西坂田3丁目9−4 |
電話番号 | 090-5341-4649 |
営業時間 | 15:00~24:00 |
定休日 | 木曜日 |
席数 | 14席 |
駐車場 | 2台 |
アクセス | 君津駅から1,256m |
公式サイト | https://www.instagram.com/chon_chon_bari/ |

出典:きさらづレポート
こちらは、以前別の場所で居酒屋さんをやっていたのを、移転をきっかけに『しゃぶしゃぶ』をメインに再スタートしたらしいです。
居酒屋メニューが多いのは、それでか、、と合点がいきましたが、
店名の『ちょんちょんばり』は何??って疑問が。。
何でも、店主の方が昔一緒に仕事をしていた、千葉県の「いすみ市」や「大喜多」あたりにお住いのお年寄りが使っていた言葉で、
「焦っている」とか、「慌てている」という意味があるんだそう。
この言葉がずっと頭に残っていて、それで店名にしたという事ですが、意味は分かったけど、何で??ってなりますよね。
しかも、黒豚の鹿児島と全く関係ないし。
「しゃぶしゃぶ」だけに、肉を煮汁にさっとくぐらせる様子が、「慌てている」って姿に近いって話なんでしょうか。

出典:同店インスタグラム
まぁ、由来はともかく、出し汁で食べるしゃぶしゃぶは、鹿児島では結構ある食べ方だそうで、店主の方がその味を気に入って新店のメインにされたようです。
ちなみに、しゃぶしゃぶは1人前からオーダーできるそうですが、
他のメニューも含めて、値段などの情報がさっぱりで、いくらなのかが全く分かりません。
※開店直後は1人前1600円だったみたいです
2024/02訪問2回目
君津に行ったら必ず行くお店です。
お酒の種類も多くて、
お酒にあう食事も沢山あります!引用:食べログ
特定できた理由
上で言ったように、『黒豚しゃぶしゃぶ』ってだけで簡単に検索できましたが、何しろ予告動画など映像での情報が全くなかったので、
特定するには、”綾小路翔が通う” って証拠をつかむだけでした。
で、見つけた投稿がこちら。
推し活されている人はすごいですね。
おかげで貴重な情報を頂けました。
まとめ
玉山鉄二さんを招いての今回の『メシドラ』。訪れたのは、千葉県君津市の
〇三舟山(三舟の里案内所・駐車場)【オープニング】
〇コイトコーヒー【絶品オム焼きそば】
〇はちみつ工房【世界一のアイスクリーム?】
〇黒豚出汁しゃぶ ちょんちょんばり【黒豚しゃぶしゃぶ】
でした。
しかし、玉山さんが娘さんと考案した、『ゲームエレベーターじゃんけん』って、ちょっと気になりますね。
どんなんだろ??
コメント