10月14日の、日本テレビ系「月曜から夜ふかし」では、株主優待でおなじみの桐谷さんが、
『絶対寝るはず』と公言していた映画が、
『面白くて、、』
と、最初の1~2分はうとうとしていたものの、最後まで寝ないで鑑賞していた事実を放映していました。
株主優待の選定で寝不足の桐谷さんが、寝ずに夢中になった映画とは、何だったでしょうか。
今回は、その映画についての情報をお伝えしていこうと思います。
桐谷さんが株主優待で観た映画とは?
番組で語った映画の題名は、
『ブルーピリオド』でした。
この作品は、2024年8月9日公開の、山口つばささん原作の漫画を、実写化した映画になります。
Wikiによりますと、
『ブルーピリオド』 は、山口つばさによる日本の漫画。『月刊アフタヌーン』にて2017年6月24日発売の8月号から連載中。
絵を描くことの楽しさに目覚めた主人公を中心に、美術大学受験予備校や入学試験での苦悩、東京藝術大学の学生として美術を学んでいく姿を描いた青春群像劇。
となっています。
映画は、主役を、木村拓哉さん主演のドラマ「教場II」などに出演した、眞栄田郷敦(まえだ ごうどん)さんが、
監督は、やはりこれも大人気コミックを実写化した、「東京喰種 トーキョーグール」の萩原健太郎さんが務めています。
公開からすでに2か月以上経過していますので、さすがにもう上映はされていないようですね。
ただ、アニメとかなら、NETFLIXで配信されていますし、映画の方も、今年12月11日(木)にブルーレイ&DVDがリリースされるとのこと。
楽しみですね。
あらすじ&タイトルの由来など
「ブルーピリオド」は、画家であるピカソの、「青の時代」(20代前半の頃の画風)に由来する言葉であり、孤独や不安を抱えて葛藤する、青年期を象徴するタイトルと言えます。
あらすじは、公式HPによると、
ソツなく器用に生きてきた高校生・矢口八虎(やとら)は、美術の授業の課題「私の好きな風景」に困っていた。
悩んだ末に、一番好きな「明け方の青い渋谷」を描いてみた。その時に絵を通じて初めて本当の自分をさらけ出せたと感じ、美術に興味を持ちはじめ、のめりこんでいく。
そして、ついに国内最難関の美術大学への受験を決意するのだが…。
立ちはだかる才能あふれるライバル達。正解のない「アート」という大きな壁。
経験も才能も持ってない自分はどう戦う!? 八虎は【自分だけの色】で描くことができるのか。
となります。
もちょっと簡潔に、しかもバッサリ大胆に要約すると、
頭が良くても、酒もタバコもやる不良高校生が、ある日美術室で一枚の絵を目にしたときから、自らの才能を大きく開花させていくという、
ある種万人好みの、サクセスストーリーっぽい展開が売りの作品だと思います。
(もちろん、実際はもっと複雑な、奥の深い作品ですが)
脇を固める女優さんに、薬師丸ひろ子さんを配しているのも秀逸ですよね~。
出典:映画.COM
薬師丸ひろ子さんは、美術部顧問の役柄です。
興行収入と観客動員数
8月9日から、9月16日までの39日間で得た興行収入は、約4億6千万です。また、観客動員数は、34万6千人。
2024年に国内で公開された映画の興行収入では、今のところ上から数えて57番目ですね。
トップは、『名探偵コナン100万ドルの五稜星』の157億円。日本の歴代ナンバーワンは、2020年に公開された、ご存知『鬼滅の刃 無限列車編』で、404億円(2917万人)になります。
実写化作品をアニメと比べるのもどうかと思いますが、
(邦画の歴代ランキングの大半をアニメが占めるため)
同じく実写化で今年7月に公開された『キングダム 大将軍の帰還』が、78億9千万(観客動員数は510万人超)と、日本の歴代88位にランクインしますから、
大ヒットした、という映画ではなさそうです。
みんなの評価
映画.COMのレビュー・感想・評価より
「好きなことをする努力家は最強なんです」という、薬師丸ひろ子さん演じる高校の美術教師が、眞栄田郷敦さん演じる主人公・八虎に放つこの言葉が作品を貫いています。
芸術とは才能なのか、天才とは誰なのか。生きている実感が持てなかった青年が、自分にとって本当に価値のあるものとは何なのかを追求していく姿が見るものの心に刺さります。
これ高校生の時とかに出会ってたら進路ちょっと迷ったりしたかもなって感じるくらいいろいろ考えさせられた。
最後、合格発表の後の第一声「信じてくれてありがとう」に普通に涙出た。八虎良すぎた。
青春ものに純粋に胸が熱くなって感動できる心がまだ自分にあったって気付けた嬉しい1作だった。最後せっかくすごい余韻ひたひただったのにガンガン系の主題歌が割り込んできて、そこだけちょっと残念だった。
「好きこそものの上手なれ」とは昔からよく言いますが、劇中の『好きなことをする努力家は最強です』とか、
『俺は天才じゃないから、天才と見分けがつかなくなるまで努力するしかない』といったセリフ(※細かいところはうろ覚え)に、凡人である自分は胸が震えた。
10代の少年少女ならではの、ある日突然好きなものに目覚め、それしか見えないくらいに夢中になって没頭する熱量、若かりし頃の自分を思い出して懐かしくもなった。
映画.COMの評点は3.7です。
皆さん、実体験を通して共有できているのか、好評価されてる印象ですね。
出典:ムービーウォーカー
まとめ
「月曜から夜ふかし」で桐谷さんを寝かせなかった映画は、「ブルーピリオド」でした。
これは、月刊アフタヌーンで連載中の、山口つばささんの原作を実写化した作品で、主演を眞栄田郷敦(まえだ ごうどん)さんが、
監督を萩原健太郎さんが務めています。
あらすじとしては、頭はよいが、酒もタバコもやる、ちょっとチャラっとした高校生が、ある日突然に絵を描く楽しさを知り、没頭していく中で
挫折や嫉妬、焦りなどに苦しみながらも、国立美術大学である藝大合格を目指してひた走る、という非常に簡潔で、分かりやすいサクセスストーリーとなっています。
年齢関係なく、こういった『人生とはなんぞや?』みたいな、シンプルな設定は心に刺さる人が多いんですよね。
桐谷さんが心動かされて、瞼を閉じることが出来なかったのも、うなずけるような気がします。
ブルーレイやDVDがリリースされたら、一度ご覧になるのも良いのではないでしょうか。
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