4月25日の日本テレビ系『沸騰ワード10』では、東西懸賞女王による頂上決戦が行われました。
西の女王は ”懸賞歴17年・当選数5000個の物量の鬼” 、かたや東の女王は ”一撃必殺の超高額チケットハンター” 。
いずれ劣らぬ両名の懸賞当選数、当選金額に目が点でしたが、
今回は、懸賞に興味がある、という方のために、番組で明かされた、お二人の懸賞に当選するための超絶テクニックを、改めてまとめさせていただきました。
西の女王「カナエ」さん
番組によると、今は懸賞に様々な業界が続々参戦し、その応募方法や当選品が大進化、利用者が急増し、「懸賞黄金期」とも呼ばれているそうですね。
そんな中、自宅の家電製品から化粧品、キッチン用品や食料品まで、自宅にあるものの大半が当選品だという西の女王「カナエ」さん(39)は、
懸賞歴17年、当選数5000個、総額2000万円を獲得した当選量ナンバーワン・モンスターだそうです。
そんなカナエさんが明かす、懸賞を当てるための極秘テクとは、いったいどんなものでしょう。

(1)締め切り期日のギリギリを狙う
「カナエ」さんによると、懸賞を当てるための最大の攻略法が、懸賞締め切りの時間ギリギリを狙う、という事です。
実はこれ、「カナエ」さんの、これまでの懸賞生活における研究によって導き出された理論で、応募の際、自宅の住所の番地を
①応募開始時 「1-1」、
②中間期 「1番地1」、
③締め切り時 「1の1」
というように異なる表記で記入し、どこが一番当選しやすいのかをデータをとって調べたところ、圧倒的に③の締め切り時が高かったそうです。
その当選確率は何と10倍だとか。
なんでしょうね。。。やはり終わり間際の方が目立つ、みたいな事なんでしょうか。

(2)SNS懸賞を狙う
商品を買わずに応募できる、XやインスタなどのSNS懸賞も狙い目なんだそうです。
手軽に、スマホ1台あれば応募できるため、締め切り日の午前0時ギリギリを狙って、22時くらいから毎日およそ100件以上の懸賞に応募されているそうです。
確かに、昔から ”数打ちゃ当たる” とは言いますが、
1日100件を毎日って、その労力もさることながら、それだけの懸賞が存在するってのも、驚きですよね。

(3)目を引かせる応募ハガキ
実際に「攻略法」として紹介されていたわけではありませんが、たった1名しか当たらない、出川さんの人気番組『充電させてもらえませんか』の車を当てた時には、
①出川さんの似顔絵を描いた
②大好きな放送回の感想を書くなど工夫
③家族の写真を貼る
といった方法をお話していました。
ここで感じるのは、ただ単純に応募するのではなく、送る先にいる「人」を意識しているという点でしょうか。
締め切りギリギリもそうですが、
宝くじや、よくテレビで見る、透明なケースに一杯入ったハガキの中から、手探りでどれか一通を取り出す、みたいなやり方じゃなくて、
送る先にはきちんと当選を決める人がいて、その人が意思を持って当選者を決定している、という事です。
応募ハガキの記入要項だけ見て書く(言われたことだけやる)んじゃなく、想像力を働かせろ、って話ですよね。
ホント、目からウロコでした。

東の女王「サオリ」さん
一方、東の女王として紹介された「サオリ」さんは、物量ではなく、当選品の質を求めるタイプのようです。
懸賞の質とは、当選金額。番組では東の当選モンスター「サオリ」さんを、
”一撃必殺の超高額チケットハンター” と紹介していましたが、
自分も、「カナエ」さんとの東西対決で、利用総額数万円もするような高額チケットが、次々と出てくるのには、本当に驚かされました。
そんな「サオリ」さんの懸賞攻略法はどんなものでしょうか。

(1)ライバルの少ない懸賞を狙う
番組では、その攻略法として散発的に紹介されていましたが、ここではお話の内容からその狙いなどに絞って、いくつかにまとめさせて頂きました。
その一つが、ライバルの少ない懸賞を狙う、という事です。
「サオリ」さんは冒頭、応募条件が料理写真なら、自分が食べるご飯を撮影して応募すればいい、みたいなことを言っていましたが、
その画像はプロ顔負けのレベルでした。
最近はスマホの写真もレベルがすごい上がって、飲食店のメニューでも、自分で撮影した画像を使用したりするのですが、
とはいえ、一般の方にはまだまだハードルが高いようで、こうした懸賞はライバルが少ないようです。
また、同じ理由で、食品メーカーがローカルスーパーと組んで行うタイアップ懸賞も狙い目だそうです。
ローカルスーパーは、店舗数が一部地域に限られますので、その知名度や顧客数は大手に遅れを取ります。
知られていなければ、応募者、つまりはライバルが少ない、という事なので、必然的に当たる確率はアップする、という訳です。
このへんの理屈だと、恐らくスーパーに限った話ではなさそうですね。

(2)ハガキ応募なら、目立たせる
これは、「カナエ」さんが挙げていたのと同じ内容ですね。
「サオリ」さん流は、記入した文字を蛍光ペンで引いて、とにかく目立たせる事が大事だと言っています。
また、「応募項目にコメント欄がなくても、感想などを書くと効果的」といった部分も、「カナエ」さんが車を当てた時の内容と一緒ですよね。
日本人はアピールが下手だったり、目立つことが苦手な人が多いので、なかなかこういう発想に至ることは少ないと思うのですが、
こと懸賞に関しては、目立ってなんぼ、っていう世界なのがよく分かります。

(3)イベント懸賞を狙う
イベント懸賞っていうのは、例えばオープンセレモニーとか、何らかのイベントに招待してもらうって懸賞なんですね。
映画なんかの試写会も、そのうちに入るんでしょうか。
「サオリ」さんが狙うのは、美容・コスメのイベント招待券(そこでもらえるお土産)みたいですが、
その攻略法は、いかに自分が招待されるにふさわしい人間かを、アピールする事だそうです。
美容系なら、どれだけ自分がコスメ好きかを訴えるみたいな。
昔、試写会などの抽選に選ばれたければ、職業欄に「著述業」って書きゃいい、なんて話を聞いたことがありますが、道理はきっと一緒なんでしょうね。

まとめ
日本テレビ系『沸騰ワード10』で明かされた、懸賞を当てるための東西女王の超絶テクニック。
西の女王「カナエ」さんは、
- 締め切り期日のギリギリを狙う
- SNS懸賞を狙う
- 目を引かせる応募ハガキ
でした。一方、東の女王「サオリ」さんは、
- ライバルの少ない懸賞を狙う
- ハガキ応募なら目立たせる
- イベント懸賞を狙う
というものでした。
共通して言えるのは、応募の際に、いかにアピールするか、ってことと、ライバルが少ない懸賞を狙うってことでしょうか。
番組の東西決戦では、東の女王の「サオリ」さんの勝利に終わりましたが、
別の見方をすれば、「カナエ」さんが家庭の主婦として、実益を求めているのに対し、「サオリ」さんは主婦ではあるものの、
まだお若いので、レジャーのような、趣味的な要素を多く求めているようにも感じました。
審査の対象が金額だっただけに、勝敗はお二人の立場や生活スタイルの差で決まっただけで、
恐らくやろうと思えば、両者共にお互いのスタイルを取り入れることは可能でしょうし、テクニックの優劣を決めるものではないように思います。
話の趣旨からそれましたが、「カナエ」さんの娘ちゃんが、悔しそうな顔をしていたので、ちょっとフォローしたくなりました。

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