4月1日のTBS系『マツコの知らない世界』では、”40代からの婚活の世界” をテーマに、現代社会における婚活事情を特集します。
中でも、よくテレビに取り上げられるシニアの『婚活バスツアー』は、
どこまで本当なのかは分かりませんが、自分に合ったパートナーを探す、男女のせめぎあいを、興味深く見守られた方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんなシニアの婚活市場における『バスツアー』の、メリット・デメリットについて調べてみました。
婚活バスツアーとは
大手の結婚相談所などによると、昨今の婚活市場では、50代、60代のシニアの方の入会が大変多いようです。
もともと結婚していなかったり、長年連れ添った伴侶に先立たれたりと、事情は個々それぞれですが、根底にあるのは将来に対する不安からでしょう。
〇明るさの見えない日本社会において、持ち家もなく、年金だけで生きていかねばならない時の経済的な不安。
〇身寄りもなく、これからの生涯に、たった一人で生きていかねばならない不安。
〇高齢で動けなくなった時に、子どもやその他親族に迷惑をかけたくない、という想い。
などがあると思います。
そんな中で、『婚活バスツアー』は、テレビなどでも話題になり、
比較的一人でも参加しやすく、婚活パーティなどよりカップルが成立しやすい、などの声があることから、結婚を目指すシニア達の人気の的となっているようです。
ただ、一口に『婚活バスツアー』といっても、参加する人によって、そのメリット・デメリットは様々です。
次に説明します。

『婚活バスツアー』のメリット&デメリット
『婚活バスツアー』のメリットには、
- ツアーそのものの行程が長いので、気に入った人と長く、じっくり向き合える可能性がある
- 出会いだけでなく、旅行そのものを楽しめる
- 社員旅行のように、観光や食事を通じて自然な形で親交を深められる
逆にデメリットとしては
- 参加するまで、どんな人が来るのか分からない
- 費用が高額
- 時間や旅の行程に拘束される
などがあるでしょうか。
一つづつ説明していきます。
メリット①:気に入った人とじっくり向き合える
日帰りツアーであっても、朝から夕方まで、ほぼ一日の行程となります。
婚活パーティなどより、よほど長時間を過ごす事になるため、気になる相手とうまくマッチングできれば、
親交の度合いを深めたり、相手の人柄や価値観などを深く知ることができそうです。
ただ、参加人数が膨らめば、当然バスの座席決めやグループ分け、その後の自由行動などでも、気になる相手との距離を縮めるチャンスは下がるでしょうから、
あくまでも可能性という中での話になると思います。

メリット②:出会いだけでなく、旅行そのものを楽しめる
果物狩りや観光地の散策、名物を食べるランチ会など、婚活バスツアーの内容は、プランによってさまざまです。
気になる相手とマッチングできなかったり、そもそもそうした対象がいなかった場合でも、旅そのものの醍醐味を楽しむことが出来るのは、大きなメリットと言えるでしょう。
ある意味、保険的な意味合いではありますが、
もともと旅行好きの人なら、参加する価値は少なくないと思います。
メリット③:観光や食事を通じて親交を深められる
別に婚活に限ったことではありませんが、団体ツアーなどは、気になる相手との距離を縮めるのに絶好の機会と言えるでしょう。
観光地の美しい景色や美味しい食事に、心も身体も癒され、開放的な気分になれば、自然とガードも甘くなるからです。
社員旅行などでも、意中の異性と仲良くなったなどという話は、枚挙に暇がありません。
面識の全くない人でも、同じ旅行の趣味を持つ人なら、”旅先の思い出” や ”○○の美味しいお店” など、話題にも事欠かないでしょうから、
バスツアーが、シニアの婚活市場において人気が高いのも、こうしたメリットがあるからかもしれませんね。

デメリット①:参加するまで、どんな人が来るのか分からない
次はデメリットの方です。
『婚活バスツアー』は、マッチングアプリのように、あらかじめ相手がどんな人物かを知ることが出来ません。
いざ参加してみたら、『好みの異性がいなかった、、』というケースのみならず、
開催決定後のキャンセルなどで、男女比率が変に偏っていたりすると、まともにマッチングすることも難しいように思います。
また、婚活ツアーとはいえ、団体行動であることは間違いありません。
男性、女性を問わず、添乗員さんの指示に従わない、団体行動のルールを守らない、みたいな人がいた場合、楽しい雰囲気は一変することでしょう。
ある程度年齢のいかれた方々なら、そうしたトラブルは少ないようですが、
同行する人がどんな人か分からない、というのは、ある意味リスキーだという気がします。
デメリット②:費用が高額
一般的な『婚活バスツアー』の場合、参加費用は男性で15,000円~20,000円、女性で10,000円~15,000円といったところでしょうか。
これは、バス代などの交通費や食事代などが入っているとはいえ、婚活パーティなどと比べると明らかに割高です。
また、当然のことながら、
これには目的地やサービスエリアなどで自由に使えるお金は入っていません。
男性だと、お気に入りの女性に近づくために、いろいろ奢ったりだとか、お土産を買ったりだとか、更に余分な出費がかさむ可能性があります。
最終的にマッチングできれば報われますが、そうでなかった場合、失意に経済的損失の痛手が加わることになるでしょう。

デメリット③:時間や旅の行程に拘束される
これは、団体行動を苦手とする人には、最大のデメリットと言えるかもしれません。
ツアーですから、旅の行程は運営会社によってあらかじめ決められています。
朝の早い時間に決められた場所に集合し、バスに乗車したら、決められたスケジュールや添乗員さんの指示に沿って行動しなければなりません。
自分が意中の相手に近づくために、『こうしたい』と思っても、全てに自由が許される訳ではないでしょう。
時間に余裕が無かったり、自分のペースで婚活を進めたい方には、そもそも不向きなイベントと言えるかもしれませんね。
その他の注意すべき問題
デメリットとまでは言えないものの、参加するにおいて、注意点として抑えておきたい事柄もあります。
一つ目は、特に女性に言えることですが、
バスに乗車する際、座席は一般的に窓側が女性、通路側が男性と決められるようですが、いかんせんバスですので、隣席との距離は非常に近くなります。
『袖すり合うも他生の縁』とは言いますが、
女性にとって、いきなり初対面の男性と、肩が触れ合うほどの距離に接近するのは、抵抗を感じる人も少なくないでしょう。

また、『婚活バスツアー』では、一組でも多くのカップルが生まれるようにと、全ての男女が必ず一度は話せるようにと、車内で頻繁に席替えが行われるようです。
ただ、日帰りなどのプランでは、どうしても慌ただしくなり、
一人当たりに割ける時間も短くなることから、全ての異性の人柄を深く知るなどという事は、物理的に不可能のように思います。
実際に交流できるのは、食事や自由時間などにグルーピングで一緒になった異性ぐらい、という事になりかねません。
尚、『婚活バスツアー』には年齢枠が設けられています。
同年代であれば、ギャップも少なく会話もしやすいため、比較的カップリングの確率も高まるように思いますが、
例えば、40代後半~60代前半などの枠が設けられている場合、参加者の年齢層は上限側の人が多くなるようです。
もし自分が40代後半だったとしたら、周りに同年代の人が殆どいない、などといった事態に陥る可能性もあるので、注意が必要です。
また、地方発着のツアーが少ない、というのも利用者の利便性を考えるとマイナスでしょう。
大半のツアーが、大都市圏発着のプランであり、地方在住者にとっては、なかなか手が届きにくいイベントだと言わざるを得ないと思います。
まとめ
今回は、活発化するシニアの婚活市場において、人気沸騰中の『婚活バスツアー』について、そのメリットとデメリットを紹介させていただきました。
【メリット】
- ツアーそのものの行程が長いので、気に入った人と長く、じっくり向き合える可能性がある
- 出会いだけでなく、旅行そのものを楽しめる
- 社員旅行のように、観光や食事を通じて自然な形で親交を深められる
【デメリット】
- 参加するまで、どんな人が来るのか分からない
- 費用が高額
- 時間や旅の行程に拘束される
どんなものにも、メリット・デメリットはあると思いますが、参加する際の心構えとしては、あまり結果に執着せず、まずは旅行を楽しむ、ぐらいの心の余裕を持つ事が大切なように思います。
そうすれば、たとえ好みの女性がいなかったとしても、殊更に落ち込むことも少ないのではないでしょうか。


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