かつ丼提供スピード数秒!「味べい」とは?【日本一スゴい人!衝撃映像GP】

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4月15日のフジテレビ系『日本一スゴい人!衝撃映像GP』では、”日本一提供が早いカツ丼” を出す店として、大阪府にある『味べい』さんというお店が紹介されるようです。

数年前から、人気YouTuberの方が何人か動画をアップしていますが、一体どんなお店なんでしょうか。

今回は、こちらのお店を調べてみたいと思いますが、

ただ、『味べい』さんには、「本町店」と「丼池店」があって、番組でどちらを取り上げるか分からないので、今回はYouTubeで紹介されている「本町店」の方を取り上げさせていただきます。

店舗情報

店名味べい 本町(ほんまち)店
ジャンルかつ丼、天丼
所在地〒541-0053 大阪府大阪市中央区本町4丁目8−6
電話番号06-6241-6890
営業時間【平日】11:00~20:30
【土・祝】11:00~17:00
定休日日曜日
席数12席(カウンターのみ)
駐車場なし
アクセス大阪市営地下鉄 御堂筋線・四つ橋線・中央線【本町】駅より徒歩5分。
本町駅から151m
公式サイトhttp://www.ajibei.com/

出典:グーグル

創業40年を迎える、元祖天丼・かつ丼の専門店。

ローカルかもしれませんが、結構、テレビや雑誌などのメディアに取り上げられているんですかね。壁に色紙なども貼ってあることから、著名人などの来店も多そうです。

お店の間口は「天丼・かつ丼」と描かれた看板の長さしかありませんので、2mもないくらいでしょうか。

俗にいう、「うなぎの寝床」(間口が狭く、奥に長い)タイプのお店です。

また、場所が大阪のオフィス街に立地している為、平日のランチ営業が主体。

狭いお店で、いかに売り上げを取るかは、提供スピード以外にない、というビジネスモデルなんですね。

ただ、提供が早いというのは、何も店側のメリットだけではなく、

利用されるであろう、時間のないビジネスマンにとっても、大変ありがたいサービスと言えます。

動画を配信していたYouTuberの方が言ってましたが、

お店の向かいにあるコインパーキングは、駐車5分以内なら無料だそうなので、

頑張れば、確かに駐車料を払わずにお店を利用することができるかもしれません。(私は出来ませんが)

お店のこだわり

いくら提供が早くても、お料理が美味しくなかったり、完成度が低かったりすれば、お店が繁盛するのは難しいでしょう。

提供スピードの速さは、出来合いのもの、工場生産されたものを使用するイメージが強いですが、こちらはむしろ逆、手作りを信条としているようです。

出典:グーグル

壁に貼られたポスターには、”すべて手造り” と大書したあと、

  1. 肉はカットから!
  2. エビは皮むきから!
  3. 丼のダシ取りはコブから!

とイラスト交えて宣言されており、更に ”化学調味料は使用しておりません” と訴えています。

高級食材を使えば、確かに美味しいものが出来上がりますが、そこに頼らず、”手作り” で他店と差別化しようという姿勢には、頭が下がりますよね。

商売で儲けるためには、売り上げを上げるのはもちろん、経費を削って支出を削減しようとするのが当たり前の感覚です。

手間のかかる作業を強いたり、専門的な技術を要求したりすることは、お店の人件費の上昇につながりますから、

利幅の薄いランチ営業で貫こうとするのは、結構な勇気のいる事だと思います。

パート・アルバイトに、工場生産された食材を使わせ、標準化・単純化・専門化する既存の大手ファストフードチェーンとは一線を画す姿勢と言えるでしょう。

早さの理由は?

YouTuberさんの動画を見ていると、提供まで8秒とか、9秒といったワードが並びます。

さすがにこれを常に一定で、、というのは無理がありますが、それでも2~3分なら、ランチタイムとは言え十分早いと言えるでしょう。

動画だと、カウンター12席に対して厨房は2名態勢です。

当然、分業制で作業は行われますが、どのような仕組みでこうしたスピードが実現できるのでしょうか。

厨房の作業そのものをはっきりと確認できるわけではありませんが、ここでは、スピードの土台になっている要件を、いくつか推測してみました。

カツの揚げだめ

当然のことながら、オーダーが入ってからカツを揚げていたら、保存が冷蔵状態だったとしても、とても数秒なんて単位で提供できるものではありません。

動画で店員さんも言っていましたが、常連さんならば何を頼むか分かっているし、

ある程度時間に応じて見込み数を揚げだめしていると考えられます。

カツを煮込まない

これも店員さんが言っていたことですが、

通常のかつ丼なら、揚げたカツを手鍋にいれ、つゆを入れて煮込み、そこに溶き卵を投入する、という工程を踏むはずです。

ところがこちらでは、カツをそのままご飯の上に載せ、その上から卵とじのつゆをかける、という作業にしているそうです。

恐らくつゆはかなりの温度帯で保温していると思いますが、

手鍋で再沸騰させ、玉子を半熟の状態まで加熱するだけでOKとなれば、かなりの時間短縮につながるのは間違いありません。

それでカツに味が十分しみ込むのか、という疑問はありますが、

この工程のおかげで、カツのサクサクとした食感が残る、という利点があるそうです。

出典:グーグル

厨房レイアウトの工夫

詳しくは見えないのですが、厨房のカウンターへ向いた方のテーブルに、小さな一口用のコンロが沢山並んでいるようです。

当然、お客さんに背を向けて調理するより、前を向いた方がお客さんの様子も見えるし、先手先手の作業を行うことができます。

また、カウンターしかありませんから、カウンター越しに『はい、どうぞ』ってやれば早いですし、

お客さんが入ってきた瞬間に、頼むものが分かっていれば、頼まれる前に調理を開始することが可能になります。

セルフサービス

スタッフは厨房にいる2名だけですから、早く出すためには、極力調理以外の仕事はお客さん自身にやってもらう必要があります。

券売機は丼池店のみみたいですが、あれば、レジ精算で手を止める必要はなくなります。

また、お冷や下げ膳をセルフでお願いしているのも、(人件費削減の意図はあるでしょうが)全て厨房の調理作業をスムーズに行うためと見て間違いありません。

メニュー&口コミ・評判

気になるお値段ですが、カツ丼・天丼は、同じ値段で730円、(大)だと1200円になります。

また、ソース天丼が同じく730円、うな玉丼が900円。うな玉丼は、(大)なら1300円というお値段ですね。

他にも、牛とろ丼1200円や、玉丼650円なんてのもあります。

出典:グーグル

カツは、少し硬めですが、出汁は素晴らしく美味しい。
これでなんと730円は、かなりのリーズナブルなかつ丼。

少し前に入店後20秒ほどで提供!とテレビで放送されていましたが、さすがにそれはないです。
でも早めで2分強では提供されました。

分厚くはないですが、カツは幅広です。
玉子はかなり柔らかめで、味付けは甘めです。

玉子は柔々のタイプのかつ丼でしたが、普通に美味しくいただけました。

引用:食べログ

煮込まない分、提供されたカツ丼は、”つゆだく” の状態になるみたいですね。

それはそれで、ファンも多そうな気がします。

まとめ

4月15日のフジテレビ系、『日本一スゴい人!衝撃映像GP』で紹介される、”日本一提供が早いカツ丼” を出す『味べい』さんは、

〇大阪で創業40年を迎える、元祖かつ丼・天丼の専門店です。

〇早い提供は、お店の売り上げにつながるだけでなく、オフィス街で働く、時間のないサラリーマンにとっても有難いサービスになります。

〇お店のこだわりは、美味しいものを提供するために『手造り』にこだわることでした。

〇提供が早い理由には、
 ①カツの揚げだめ
 ②カツを煮込まない
 ③厨房レイアウトの工夫
 ④セルフサービス
などがあると考えられます。

〇気になるメニューのお値段は、メインのかつ丼・天丼(並)が730円、(大)が1200円などとなっています。

普通の飲食店であれば、ランチタイムに早い提供を心掛けるのは当たり前のことです。

ただ、余り提供時間が店側のアピールとして聞かれないのは、

例えばビールなどの食前酒や、おつまみなどの前菜よりも、カツ丼が先になったりすると、

『作り置きしてたんじゃないか?』や、『どこか別のテーブルの、余ったやつを持ってきたんじゃないか?』など、

早すぎる提供が、いらぬ憶測を呼ぶ恐れがあるからです。

実際、「数秒」などという世界になると、レンチンとか、カップ麺なんかよりも早くなるわけですしね。

こちらのお店のように、既にそういう情報が前段階にリークされていて、承知で来店しているなら何の問題もないのですが、

そうでなければ、”ほどほどに” というのが飲食店全体の共通した価値観なんじゃないでしょうか。

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