【日曜日の初耳学】天才、ミセス・大森元貴とは?逸話、考察など

TBS系「日曜日の初耳学」に、今や日本で最も売れていると言って良いロックバンド、
「Mrs. GREEN APPLE」の3人が出演されました。

昔から音楽が大の苦手で、カラオケ嫌いの自分がこのバンドを知ったのは、まだ今年の春ごろのこと。

ミセスのファンであるという、お店のパートさんから、連日「鬼のように」動画が送られてきて、それを聞いてるうちに、いつしか口ずさむようにもなりました。

「僕のこと」も「ライラック」も、その時に初めて聞いて、

何言ってるのか、さっぱり分からない歌詞に

「????」
ってなりながら、サビの部分だけ鼻歌まじりに「ふん、ふ~ん」ってな感じで、受け流していました。

今回は、改めて「音楽とは?」や、「天才とは?」という点において、考えさせられた
「Mrs. GREEN APPLE」について語ってみたいと思います。

音楽って何?

小学校時代、強制的にリコーダーを持たされ、100曲からなる譜面を、順に吹けるようになるまで練習し、出来るようになった(と思った)ら、改めて先生の前で吹いて、

合格すれば次の譜面に進めるという、まるで「ただの虐めじゃないか」、と思うような課題(授業じゃありません)がありました。

やる気のなさでは、右に出るものはないとまで言わしめた自分にとって、その課題は苦痛でしかなく、女子を中心に次々とコンプリートしていく仲間をしり目に、

わずか30数曲で終了してしまった思い出は、苦さでしかありません。

加えて、音楽の授業では、皆の前で、先生のピアノにそってソロで歌わされるという、公開処刑が行われ、自分の音楽嫌いは、ここに極まった感がありました。

ただ、とは言っても、音楽を聞くことが嫌いという訳ではなく、

良いメロディやノリノリのリズムに身体を振るわせたり、しっとりとしたジャズ調の音楽に心洗われる想いをすることは幾たびもあります。

そういう意味で、自分にもし音楽の才能が、人並みにでもあったらなぁ、、と思わないではいられませんし、

歌が上手な人、楽器を弾ける人、作詞・作曲を手掛ける人、すべてが憧憬と尊敬の対象になっています。

幸い、自分は絵の方に多少なりと心得のようなものがあったので、若い時分は、心なしか対抗心を燃やして、そっちで身を立ててやる、的なことを考えたりもしたのですが、

やる気のなさに加えて、忍耐も根性もなかった自分には、ただのお題目で終わってしまいました。

ただ、ひいき目なしに考えても、

「絵画」と「音楽」では、より分かりやすく、より多くの人の心に訴えかけることができる、という点で、「音楽」に軍配が上がるような気がします。

単なる勝手な思いこみですが。。

天才とは?

ミセスの大森元貴さんを称して、「本物の天才」という言葉をよく聞きます。

理解が及ぶ基準点がだいぶん違いますので、何を根拠に、、というところは正直よく分からないのですが、

「楽曲づくりは小学校6年の時から」みたいな話を聞くと、昔学校の図書室で借りた、偉人たちの伝記小説なんかを思い出します。

いわゆる「神童」ってやつですね。

あと、「曲先(きょくせん)」とか「詞先(しせん)」なんて用語も、初めて耳にしました。

ただ、大森さんの場合は、そのどちらでもなく、イントロからメロディと歌詞が一緒になって頭の中に浮かんでくる、とか言ってました。

どんなイメージなんでしょうね。

やったことないし、やれる訳でもないので、偉そうなこと言えませんが、やっぱりそのへんは天才と呼ばれる所以なんだろうな、と思います。

あと、「楽譜は読めない」などと、音楽音痴の耳にも優しい言葉も聞かれましたが、それも天倵の才を持つ者の、ごくわずかな綻びと捉えれば、可愛いものに違いありません。

大森元貴さんとは?

最初、ユーチューブ動画で見たときは、本当に歌詞で何しゃべってるのか全く分からなくて、
字幕オンにしても、やっぱり理解できなかったりしたのですが、

先ほどのパートさんの話では、何でも、わざと分からないように歌ってるんですってね。

番組でも、林先生が、「スタジオの澤部さんに分かるように」フォローしていたのが印象的でしたが、大森さんはとても知識が豊富で、語彙力の高い方なんだと思います。

歌詞や楽曲の題名でも、どうしてこのネーミングが出てくるの?ってことが本当に謎に思えていました。

その最たるものが、「ケセラセラ」に出てくる「ツァラトゥストラ」。

何かと思ったら、ゾロアスター教の開祖ですって。

ゾロアスター教なんて聞いたのは、大学へも行かなかった自分にとっては、恐らく中学の世界史の授業で習った時以来で、

どんな宗教だったのかすら、微塵も記憶にありません。

他にも、「ソランジ」で出てくる「アイロニー」とか、「ナハトムジーク」とか。

よほど学力も優秀な方なんだろうな、と思って調べてみると、大学に進学しておらず、高校も通信制と、決して高度な学歴を積まれていたわけではないことに驚かされます。

古今東西、およそ天才なんて、そんなものかもしれませんね。

あと、裏声で、なんであんなに声が伸びて、しかも上手に歌えるんでしょうか。
音程がはずれて、声がひっくり返るのが持ち味の自分には、にわかに信じがたい領域です。

名前もミセスだし、最初見た時は女の人かと勘違いしたくらいです。

服装と言い、指につけていた指輪といい、本人も女装化は幾分意識されているのかもしれませんね。

まとめ

今回の番組は、大森さんの天才ぶりとか、3人の知られざる逸話とかがあって、それまでユーチューブ動画の視聴とか、ネット情報しか知らなかった自分にとっては、大変興味深いものになりました。

特に、音楽とは?とか、天才とは?などについて、改めて自分なりに考察できたのは、有意義だったと思います。

ただ、それで音楽が好きになるかって言うと、そうはならないのですが。

しかし、3人の若い天才たち、
決して増上慢に陥ることなく、謙虚に自分たちの歩む道を、しっかりと進んでいこうとする姿は好感が持てますね。

唯一、ともすればストイック過ぎとも取れる性格が、自らの可能性の芽を摘んでしまわないかだけが気がかりですが。

3人の更なる成長と活躍を心から祈っています!

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